看護師の働き方を考えるうえで、勤務形態は生活リズムやプライベートの過ごし方に直結する大事な要素です。医療機関によって採用されている勤務形態は異なり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。自分の体力やライフプランに合った働き方を知ることが、長く仕事を続けていくための鍵となります。
病院の病棟などで最も一般的なのが、24時間を交代で勤務する体制です。これには大きく分けて、2交代制と3交代制があります。2交代制は日勤と夜勤の2つのシフトで構成され、1回の夜勤の勤務時間が長くなるのが特徴です。勤務時間が長い分、夜勤明けの翌日が休みになることが多く、休日をまとめて取得しやすいメリットがあります。一方、3交代制は日勤・準夜勤・深夜勤の3つのシフトで回します。1回あたりの勤務時間が短いため体への負担が少ないと感じる人もいますが、勤務と勤務の間隔が短くなりやすく生活リズムを整えるのが難しい側面もあるのが実情です。
もちろん、すべての看護師が夜勤をしているわけではありません。クリニックや保育園、健診センターなどでは日勤のみの勤務が基本です。また、病院の外来部門も、土日祝日が休みで規則正しい生活を送りやすい職場と言えるでしょう。近年では、夜勤だけを担当する夜勤専従も増えています。自分の健康や家庭との両立を考えながら、多様な勤務形態の中から最適な選択をすることが、充実したキャリアを築く第一歩です。